エコツーリズムの「観光」を詠んだ五行歌の参考例

お遍路を
スタンプラリーと
勘違い
それでも楽しい
夫婦の時間




『旅の五行歌』より
愛知
小川 徹
私も
うれしい
この旅が
君の宝物に
なるのなら



『旅の五行歌』より
福岡
稲本 英
久慈川を上る
二輛連結の車輛は
くに訛り飛び交って
車内の座席は
故郷の奥座敷のよう



『旅の五行歌』より
東京
菊地 宏
『ようござったね
あがらっしゃい』
やわらかなその言葉に
私はゆっくり
靴ひもを緩めた



『旅の五行歌』より
大阪
ひろのもも